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人生において一番大切なこと:2つのドキュメンタリー番組を観て

 

最近、二つのドキュメンタリー番組を視聴

 

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最近、テレビで二つのドキュメンタリー番組を視聴した。
 
  1. 新・上京物語
  2. 運命の合格発表”宝塚音楽学校
 
それぞれの番組で出てきた主人公が非常に対照的で、しかもその二つを見比べたときに私自身の人生についても深く考えさせられた。
 
 
 

①新・上京物語

 

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1つ目の番組は「新・上京物語」。
フジテレビの「ザ・ノンフィクション」という番組で、2021年4月4日に放送された。
 
主人公は18歳の青年。
2020年6月に北海道から料理人を目指して上京。
 
この青年の両親は彼が幼いころに離婚し、父親に引き取られ父方の祖父母に育てられた。父親も亡くなっており、家族は祖父母しかいなかった。その祖父はかつて料理人をしており、上京して就職したレストランもかつて彼が一緒に働いたことのある有名なシェフが経営するレストランだった。
 
この番組を観て第一に感じたのは、この主人公の認識の甘さ。
 
一度も家で料理をすることもせず、ただ祖父が料理人だからという理由だけで料理人を目指してレストランに就職。当然始めは仕事ができないので先輩からも色々と注意をされる。その結果、「仕事が楽しくない」と言って3か月でレストランを辞めて北海道に帰る。
 
そして今はコンビニでバイトをする毎日。
 
 

②運命の合格発表"宝塚音楽学校"

 

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二つ目の番組は、「運命の合格発表”宝塚音楽学校”」。
TBSの「バースデイ」という番組で、2021年4月11日に放送。
 
宝塚という夢を実現させるためには、その前に宝塚音楽学校に合格しなければならない。その宝塚音楽学校受験のためのスクールとして、宝塚音楽学校に受験する人ならだれもが知っているスクールがあるという。
 
講師の小嶋希恵ももとタカラジェンヌ
そのスクールでの厳しいレッスンの内容が放送されていた。
 
ただ、そこに通う少女たちは、
音楽学校に合格するためには自分に厳しくする必要がある。そのスクールは厳しいからこそそこを選んで通っている」
そんなことを語っていた。
 
この番組を観て知ったのは、宝塚音楽学校は中3、高1~3の計4回しか人生において受験できないのだということ。高3で不合格になったら、その時点で「宝塚」という夢は完全に断たれる。
 
高3で受験し、自分が不合格だと知ってもう自分には宝塚という道は存在しないのだと突き付けられた少女が周りをはばからずに大声で泣いているシーンがひどく印象的だった。
 
ただ、最後に講師の小嶋希恵は穏やかな表情で次のように語っていた。
「たとえ不合格になっても、宝塚を受験したということは自分の人生において価値のあることになるはずだから、無駄にはならない」
 
 

感じたこと

 

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二つの番組のそれぞれの主人公。
「上京物語」の主人公は自分の人生における目標も設定することができず毎日を無為に過ごしている。「宝塚音楽学校」の主人公は「宝塚」という自分の人生における目標達成のために今という時を精一杯生きている。
 
 
私がつくづく思うのは、人生において一番大切なことは「後悔の無い人生を生きること」なんだということ。
 
そして後悔の無い人生を生きるために必要なことは、自分にとって価値を信じられる目標を設定して、その目標達成のために今日という一日を必死になって努力して生きること。その経験こそが「後悔の無い人生」につながるのだということ。