知識蓄積ノート【投資・FIRE】

日々得られる知識、洞察をひたすら蓄積するブログ

OCR(文字認識)カメラ:図書館の本の知識をいかにして自分の中に蓄積するべきか

 

電子書籍iPad + Kindle)

 
10ほど前にタブレットiPad Air初代)を購入し、そこにKindleアプリを導入した。
それ以来、リアルの本を買うことがほとんどなくなった。
 
それ以前の自分は電子書籍リーダーなんて持っていなかったからリアルの本を買うしかなかった。リアルの本は本でメリットはあるのでそれはそれでいいのだけど、やはり最大のデメリットは場所を取ってしまうということ。
 
約10年前に実家から独立し、約2年前に転職を機に引っ越した。
その際にほとんどの本を廃棄してしまった。引っ越し先にその本を持ち歩くのは非常に手間とスペースがかかるのだ。
 
ただし、電子書籍では「場所を取る」というのは無くなる。
タブレットを持ち歩くだけど、それまでに買ったすべての本(電子書籍)も持ち歩くことができる。それ以来タブレットとその中のKindleは私の生活に欠かせないものになった。
 
 
 

図書館

 
だけど、より広範な知識(本)をインプットしていきたいと考えたときに、図書館を最大限活用していきたいとも考えている。
 
そうした時に、その図書館本を最大限活用するためには次の二つの方法が必要になる。
 
  1. より短時間で必要な知識を読み込む
  2. その読み込んだ知識をストックする
 
本の読み込みについては「フォトリーディング」という方法を試している。
短時間でまずはその本の枠組み(骨格)を把握する。そしてその中で必要な項目のみを後から詳細に読み込む
 
ただ、人の記憶はすぐに失われてしまうので、それだけでは中々有効に活用できる知識とはなってくれない。その読み込んだ知識を効果的、効率的にストックする方法が必要だった。正直、そこの方法については現在色々と試行錯誤しているところになる。
 
 

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本の知識のストック方法

 
現在、考えているのは、その本をスキャナ(スマホ)で読み込んで、OCR(文字認識)で文字に起こして電子データとしてストックしていくというもの。
 
 
 
 

Adobe Scan: OCR 付 スキャナーアプリ

 

  • Adobe提供の文書スキャナアプリ。PDFの互換性が良い!
  • 文書を自動で認識&トリミング。たくさん読み取るときスムーズ
  • 同じAdobe提供のアプリを使えば、様々な編集も可能になる
 
 
 
このアプリを使えば1冊の本の画像データを一つのPDFファイルに統合することができるし、画像内の文字も文字認識してくれる。
 
 
 
 
手元にある本で試してみる。
 
 
「あなたの脳の話」
 
 P.42 老化する脳
 

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文字認識結果
 
「老化する脳現代人は人類史上どの時代の人間よりも長く生きる。そのために脳の健康を保つのが大変だ。アルツハイマーやパーキンソンのような病気が脳組織を襲い、そのために私たちの人となりの本質が損なわれる。しかし朗報もある。若いときに環境と行動が脳を形づくるのと同じように、環境と行動は晩年にも重要である。
アメリヵ全土で一―
00
人以上の修道女、神父、修道士が、脳の老化の影響を探るためのユニークな研究。フロジェクト「修道会研究」に参加している。この研究はとくに、アルツハイマー病のリスク要因を探り出すことに注目しており、被験者のなかには、症状も測定可能な徴候も示していない、六五歳以上の人もいる修道会は、定期検査のために毎年追跡しやすい変動のない集団であることに加えて、栄養や生活水準を含めてライフスタイルが似ている。」
 
 
 
 
 
 
 
使った感想
 
  • 文字の認識はある程度やってくれる。一文や一節をコピーして活用する分には十分に活躍してくれそう。
  • ある程度まとまった文章をコピーする際は改行などの一部修正は必要。
  • スマホで本の写真を撮ろうとした場合、平面できれいに撮ることは難しい。
 
 最後のデメリットは、中々対応が難しい。うまく撮れるのに慣れていくしかないか。それともうまく活用できるブックスタンドのようなものがないか。