知識蓄積ノート

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セミリタイア:マネープラン:セミリタイア後に生活費を圧縮するための4つのフェーズ

 

一か月の支出:4つのフェーズ

 
ようやく、セミリタイア後のマネープランの概算データがそろってきた。
一か月の支出をあらためて整理してみよう。
 
 
現状の生活費から費用を圧縮するフェーズとして4段階を考えている。
 
 
 
現状の生活費
 
まずは現時点での生活費。
まだサラリーマンとして働いている中で地方に移住するのも難しい。そう考えると、今ここで退職してセミリタイアに入った場合、今住んでいる住居からスタートすることになる。
 
その状態のままだとセミリタイアに対して支出を抑えきれていない。「支出をできるだけ抑えて、必要となる収入も抑える」ということを基本的な考え方にするのであれば、支出圧縮は避けては通れない。ただし、そのために過度に生活の質を下げるのも避けたいので、そこは費用対効果を考えながら抑えられる支出を抑えていくということになる。
 
 
食費圧縮(簡単な自炊)
 
まず下げるべきは食費。
今の私は次のような食生活を送っている。
平日は朝はコーヒー一杯、昼は会社の社員食堂(だいたい一食500~600円)、夜は帰り途中にある松屋で牛丼を食べる。ただし、夜は時々はご飯を炊いてレトルトカレーで済ませることもある。
 
当然会社を辞めると社員食堂も使えない。かといって、レトルトだけの食生活をこれから数十年にわたって続けていくのも考えもの。外食を利用すると高くつく。
そうなると、食費を抑えながら最低限の栄養素を確保するためには「自炊」を試してみるべきではないのだろうかと考えている。幸いなことにセミリタイアすると時間はたくさんある。今までは全く料理をしてこなかったけど、ちょっとした料理をしても罰はあたらない。
 
 
 
移住(地方都市)
 
そして次に抑えるべきは住居費。
そこについてはまずは地方都市への移住を考える。
まだ具体的な候補地が決まっているわけではないけど、セミリタイア後1年ほどかけて検討していく。その際は実際に自分の足で行ってみてどのような住環境かは確認したいところだけど、それこそ遠方(九州、四国、北海道など)に引っ越す場合は事前の確認は中々難しいかもしれない。そこは、ちょっとした旅行を兼ねながらその候補地に行ってみることも検討する。
 
将来的にはノマドのように色々な場所に移動して、色々な世界を自分の目で見てみたいという考えもある。
そうなると住む場所を固定しない生き方もどこかで模索したい。複数拠点を持つのか、あるいはそれこそ所有物を減らして短期賃貸(ホテル)のような場所を移っていくのか。
セミリタイアした後に、そのような移動や複数拠点を賄えるような収入の柱を作ることができるのであれば検討してみても面白いかもしれない。
 
 
 
60歳以降(年金支払い終了)
 
60歳以降になると国民年金の支払いが終了する。
国民年金として月に1.6万円払っていたのだけど、そこの支出が無くなる。年に直すと19万円になるのでそれなりに負荷は減る。
 
 
 

一か月の支出:まとめ

 
4つのフェーズのそれぞれの一か月総支出比較。
 

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それぞれのフェーズの各費用の概算。
 

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 計算してみるとやはり家賃・共益費が現状の生活費の半分以上を占めていて影響が大きい。