知識蓄積ノート【投資・FIRE】

日々得られる知識、洞察をひたすら蓄積するブログ

ワーキングメモリ:情報を管理する

 

情報を管理する

 

何かの検討をする際に、判断をする前によく多くの情報を集める。
例えば冷蔵庫を買おうとした場合、色々な冷蔵庫を比較するサイトを検索しその中に書かれている情報をEvernoteに列挙していくようなことをする。
 
ただ、そのようなことをするにしてもうまくやっていかないと、情報を集めるだけで何だか疲れてしまって「続きは後で考えよう」と先延ばしにしてしまう。
 
 
 
 
情報を管理する*1
 
ワーキングメモリへのおもなストレスとして、もうひとつ、情報過多が挙げられる。あまりにも情報量が多いとワーキングメモリが処理しきれなくなるのだ。
 
職場で情報過多に見舞われると、分析力や決断力も鈍くなる。
あまりにも情報が多すぎると、われわれが「壊滅的損害」と呼ぶものをワーキングメモリにもたらす場合がある。
 
絶え間なく押し寄せる選択肢やデータの洪水に溺れてしまうのか、それともすばやく最善の選択肢や情報に照準を合わせることができるのかは、ひとえに対処法にかかっている。
 
情報の波に押し流されなかった人は、あらゆる選択肢をひとつひとつ検討するような真似はしないし、情報のすべてに注意を向けるような真似もしない
彼らは選択肢を狭め、自分に扱える範囲のデータだけを検討する
 
 
 
 
目の前に多くの情報や選択肢があると、それを比較するだけで脳は疲労する。
 
ただ、だからと言って情報を収集すること自体が無意味なわけではないし、ある意味では判断のベースとなる情報は判断の質に大きく影響するはず。
そのような矛盾の中でどのように対処するのが有効なのか。
 
 
 
①記憶を外部化する
記憶しながら様々な情報を収集することは脳に大きな負担がかかる。だからこそ、「記憶すること」と「判断すること」の作業を分け、「記憶すること」については別の装置を活用する。例えば、収集した情報を同時並行でEvernoteに蓄積していくことも方法としては有効なのか。
 
②思考を外部化する
ノートに今の自分の思考の流れを書き出す。そうすれば、「判断すること」についても細かい記憶作業をノートという外部装置に任せることができるはず。確かに情報の範囲を絞ってしまって判断自体も限定してしまえば脳に対する負荷は下げられるだろうけど、ただそれによって判断の質が下がってしまうのであれば意味がない。
この二つを両立する方法として「ノートに思考の流れを書き出す」という方法は有効なのか。
 
例えば、何かの問題を解く際にも、ノートに思考の流れを徹底的に書き出して外部化していた。
 
 

f:id:higeyarou79:20200621104352j:plain

 
 

*1: 脳のワーキングメモリを鍛える! トレーシー・アロウェイ著