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80対20の法則:悠然とかまえて、大きな夢を描く

 

悠然とかまえて、大きな夢を描く

 
別に努力が必要ないと思っているわけではない。
 
だけど、どのように努力するか、そして何に対して努力するかについて、私はもっとよく考えるべきではないのか。
 
 
 
われわれは、骨身を惜しまず、自分も家族も犠牲にして、朝早くから夜遅くまで無我夢中になって働かなければ、高い志は果たせないと教えられてきた。*1
おかげで、われわれはずいぶんと大切なものを失ってきた。しかし冷静に考えてみれば、そんなにあくせく働く必要はまったくないのである。
 
悠然とかまえて、大きな夢を描く
これが80対20の理想である。
夢物語のように思えるかもしれないが、決してそうではない。
 
人間が成し遂げた偉大な仕事の大半は精励とひらめきが組み合わさって生まれている。
ゆったりと風呂につかっていたアルキメデス、リンゴの木の下にぼんやり座っていたニュートンを思い出してみればわかる。
アルキメデスが浮力について何も考えず、ニュートンが引力について何も考えていなかったら、もちろん偉大な発見は生まれなかっただろう。
 
しかし、アルキメデスが机にしがみついていたら、ニュートンが科学者チームの指揮に忙しかったなら、あのひらめきは生まれてこなかったにちがいない
 
 
 
これからの時代は、「ひらめき」や「アイデア」が非常に大きな価値を生みだす世界になるような気がする。
 
ただ単に単純労働をやって、自分の時間を切り売りしてお金に変えるような生き方をしていても中々前には進めない。
そのような時期を過ごすことも長い人生の中にはあるかもしれないけど、それでもどんな時でも「次のステップ」を見据えて戦略的に行動すべきなんだ。
 
そのような単純労働から、アイデアで勝負するような生き方に変換していくためにはどうすればいいのか。
逆に、その労働をうまく「アイデア」の資源として活用することはできないのか。
 
 
考えるべきことは山のようにあるはず。
 
 

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*1:新版 人生を変える80対20の法則 リチャード・コッチ 著