知識蓄積ノート【投資・FIRE】

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在宅勤務、はじめました。

在宅勤務開始

 
私の勤めている事業所も、今のコロナ騒動の中で4月上旬から休業に入っている。
ただ、休業に入っていても、管理職の方で「事業継続のために必要な業務従事者」を設定することができて、その者は働き続ける必要がある。私はその設定をされてしまっていて、事業所が休業していても始めの1週間ほどは出勤していた。
 
もともと会社にはリモートワークするためのシステムがあったようなのだけど、始めはその準備も中々整えられなくて、「事業継続のために必要な業務従事者」は徒歩、自転車、自動車のどれかの通勤手段で出社していた。
 
ただ、1週間ほどしてようやくシステムの準備ができたとのことで、私もテレワークでの在宅勤務に切り替わった。
 
メーカーの機械設計職となると、試作機を使った実験や確認が欠かせなくなる。
当然、家に居たままではそれもできない。それもあったので、在宅勤務と言っても中々できることは少ないだろうな、と思っていた。
 
リモートワークするために準備されたシステムは2つあった。
 
①家のPCから、会社居室PCにリモートアクセスするシステム
このシステムを使うと、家に居ながら、会社居室PCで行っていた作業はすべてすることができる。
多くの社員がこのシステムを使っているせいもあって、中々レスポンスはそれほど早いという訳ではないが、ある程度の作業は行うことができる。
 
skype
家に居たままだと、当然、打ち合わせで会話をすることも、また電話をかけることも制限があった。
基本的なコミュニケーションツールはメール。そのサポートとしてちょっとした情報共有はskypeで行うことになった。もともとskypeは業務の中で使用することもあったのだけど、今まではそれほど必要性も感じなかったので多用するということはなかった。
 
ただし、今のような状況になってみて、確かにリモートワークするためには有効なシステムかもしれないと思うようになった。
「web会議」を活用すれば、多人数の在宅勤務者が同時に打ち合わせをすることもできる。
 
 
確かに、在宅勤務ではできることも限られる。
ただし、会社居室PCで行っていたような作業はほぼほぼ家での作業に置き換えられることに改めて気づいた。
 
機械設計職の大きな比重を占める作業として「CAD操作(CADを用いた機械設計)」があるのだけど、思えば、ほぼほぼ会社居室PC内の作業で済んでしまう。
在宅勤務中は、今関わっている製品のCAD操作と、設計資料作成、整理を行っている。
 

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リモートワークという働き方

 
在宅勤務を半月ほど継続している。
そのような働き方を試してみて思ったことは、「私が理想とする働き方にある程度近い」というものだった。
 
今までは、事業所に毎朝8時半に出勤して、残業があればそれこそ夜遅くまでその場所に拘束され続ける。
今は、完全に通勤というものはなくなった。ただ、それでも8時半から業務開始という「時間の制約」は変わらない。この点についてはまだ私が理想とするところではない。時間の制約からも解除され、場所、時間を自分で選択して働くこと。そのことが私のようなアウトサイダーの人間には適しているように感じる。
 
今回の在宅勤務は、将来的な働き方を考える上で有効な実験になったように感じる