私は少し考え違いをしていたのかもしれない。
目標を自分の中にしっかりとイメージさえできれば、その目標を達成できると思っていた。だけどそんなわけがなかった。
その目標を達成するために自分にどのようなスキルや知識が足りていないのか。そのことを客観的に分析し、そしてそれを身に付けるための鍛錬方法を第三者の視点で組み上げる必要があった。
そして、その鍛錬を日々の習慣の中に落とし込み、あとはひたすら鍛錬をし、その結果を評価することによってフィードバックを自分に与える必要があった。
その過程はひどく苦痛なものになる。でもそれは当たり前のことで、苦痛があるからこそ、そこから何かを学んでいるということなのだから。