なぜアップルはあれほどの成功を収められたのか。
そのことが財務諸表のデータをベースに述べていく本。
アップルは工場を持っていないファブレス企業なので、有形固定資産をそれほど持っていない。だからこそ身軽に色々と動けるし、固定資産所有による減価償却費で費用が増えていくこともない。
結局、「知識」に投資し、その知識に大きな価値とニーズがあるからこそ、原価をかけずに高い商品価格設定にすることができる。それがずば抜けた利益率を生み出している。
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長谷川正人
トヨタの総資産の半分は金融事業だった!
イメージと違う意外な実態がわかる
ビジネスマン向け人気研修講座を単行本化
ビジネス数字で会社をみることのおもしろさがわかります!
プロローグ 本書の読み方と用語解説
第1章 なぜアップルの時価総額は
ソニーの8倍になったのか?
――ソニーとアップル
第2章 会社の「底力」と「勢い」は
数字にどう反映されるのか?
――NTTドコモとソフトバンク
第3章 規模だけではない?
世界最大手とコンパクトメーカーとの違い
――トヨタ自動車とスズキ
第4章 4年間で数字が激変したのはどちら?
第5章 ブランドイメージは違うが、実はライバル?
第6章 ガリバーを無料サービスが追う
――マイクロソフトとグーグル
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