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東京国立博物館 特別展「縄文―1万年の美の鼓動」

 

東京国立博物館の特別展「縄文―1万年の美の鼓動」が9月2日(日)までやっているということで、ちょっとした夏休みを利用して行ってきた。

 

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特別展「縄文―1万年の美の鼓動」
 
 
縄文時代が始まったとされる約1万3000年前。狩猟や漁撈(ぎょろう)、採集を行っていた縄文時代の人びとが、日々の暮らしのなかで工夫を重ねて作り出したさまざまな道具は、力強さと神秘的な魅力にあふれています。本展では「縄文の美」をテーマに、縄文時代草創期から晩期まで、日本列島の多様な地域で育まれた優品を一堂に集め、その形に込められた人びとの技や思いに迫ります。縄文時代1万年にわたる壮大な「美のうねり」をご体感ください。

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一応平日の8月28日(火)だったので、まだ空いているだろうと思ったら大間違い、まず入口にできている長い行列に驚かされた。チケットを買うまでに20分も並ぶ必要があるらしい。

行列に並ぶのは嫌いなのでそのまま帰ろうかとも思ったが、せっかく上野まで来ているということでおとなしく行列の最後尾に並ぶ。行列の中にはちらほらと外国人の姿が見られる。スーツ姿の年配の男性は考古学の専門家だろうか。そんなことを考えながら、ひたすら猛暑の中並んでいた。

 

やっとチケットを購入して入ったのだけど、次に、特別展をやっている平成館の中の混雑ぶりに驚かされる。そこでもひたすらストレスと戦いながら、牛歩のスピードで一つずつ展示を見ていく。

 

考古学自体にそれほど詳しいわけではないのだけど、こんなにまじまじと土器や土偶を見る機会もないので、丁寧に見ていった。

 

国宝の火焔型土器。土器の表面の凹凸や形状で模様を表現している。思ったよりも立体的な造形に驚かされる。

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教科書にもよく載っている遮光器土偶。遮光器とは雪上ゴーグルのことで、そのゴーグルと土偶の目の形状が似ているからその名称が付けられたという。

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最後に、写真撮影可能スペースに展示されていた土器。

これらの土器を見て、岡本太郎はインスピレーションを得たという。

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